資産所得の公開

○議員の資産公開がなぜ必要か

 以下の記事は、平成10年に発行した自分の議会レポートの連載記事より引用して作成したもの。


1. 議員の資産公開がなぜ必要か

 (1)政治家の所得は以外と知られていない。
 昨年より引き続き「政治家とお金」が問われています。国会議員の歳費や地方議員の報酬は高すぎ、政治家は他にいろんなお金が入ってくる「金儲けの職業」と言う考えが国民の中に根づいています。ただし、ここの政治家にどの程度の所得があってどのように支出しているかと言うと、その内容は全く知られていません。

 (2)政治にはお金がかかるのは事実!
 確かに議員はかなりの所得がありますが、「本人の支出」も莫大です。議会活動の成果を示すべき「ビラ」や「リーフレット」の制作費と郵送費、日常的な街頭宣伝費などへの支出も無視できません。形式的には、それらの政治活動を「後援会」の費用で行う建前となっていますが、その後援会の収入は (法律でも認めているように)本人自身の寄付金が大半となっているのが現実です。(ただし、後援会行事における飲食費用は参加者の負担が原則です。)
 さらに、各種行事への参加費や、冠婚葬祭などのお付き合いにかかわる費用も馬鹿に出来ませんし、それらを一切無くした議員活動は困難を伴います。資産公開を唯一行っている「吉田つとむ」の具体例を基に、議員の資産公開の意義と議員活動の実体を報告します。


2.議員の資産公開がなぜ必要か

 (1)政治家の収入について
 地方議員には任期中、定額の議員報酬(国会議員は歳費と呼ばれています)が支払われます。町田市の場合、その他審議会の委員などを兼任すると、他の委員と同様に会議の出席日数に応じて「日額」の報酬も別途受け取ります。但し、他市の例にあるように、議会の本会議や委員会に 出席することは当然の職務として考えられており、その手当支給は一切ありません。(委員長などの役職手当も町田市には無し。)(*追記 下記のように参議院選挙の開票立会人を務めましたが、この仕事には報酬が支払われ、15,800円(税込)も受領しました。職務の実働は投票当日のPM7:30より翌日AM2:30まで、但し食事類は一切付きませんでした)

 (2)政治活動費は経費に扱われず!
 私の場合は、広報の発行や宣伝カーによる街頭宣伝を日常的に行っておりますが大半はこれらのものを自己の収入(議員報酬)でまかないます。サラリーマンには必要経費が認められていませんが、税務上の扱いは議員の活動も同じです。選挙の費用を含めて報告・宣伝費用や会合参加費は、一切議員収入に対する経費として認められていません。行政のチェックを自立して行うのが議員の基本的な役割だとすれば、その議員の活動に関わる支出を程度経費として認めることは決して無駄とは言えないと考えます。


3.議員の資産公開がなぜ必要か

 (1)政治家の支出を検討する
 年末から新年にかけては各種の会合が続き、ホテルなどでの懇親会が頻繁に開かれます。議員にとっては各地の会合に顔出して会費を払いまわる毎日となり、物入りの季節と言われています。なんと、1日に3−4箇所と会合のはしごをする議員がいるようですが、会費の出費も莫大だろうと他人ごとながら気になります。
 私の場合の例では、先日ある会合の案内が受けましたが、会費だけで1万円と聞き、心ならずも出席を見合わせる連絡をした次第です。−政治家は顔を売るのに金払い−(遊勉家)

 (2)資産公開の表を提示
 <もっと議員の実態を知ってもらおう>−これが私の隠すこと無き考えです。有るものは有り、無いものは無いのですから、もっと自然体で自分自身を見てもらおう。1月の議会報告では資産公開を掲載する予定です。昨年の末から本年は選挙活動に専念したため、この間は文書作りの作業が遅れました。自分の市議会選挙と参議院選挙も終わりましたので、この秋は思索と文筆の季節と決めました。


4.議員の資産公開がなぜ必要か−完

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